【無職に転生 ~ 就職するまで毎日ブログ出す_32】【書籍】最強の集中力
はじめに
こんにちは、大ちゃんの駆け出し技術ブログです。
タイトルにあるとおり【無職に転生 ~ 就職するまで毎日ブログ出す】というチャレンジをしています!!!!昨日までは就活するまで本気出すでしたが、これだとまるで就活後は頑張らないのかと思われてしまいそうで、、、大人気アニメのタイトルのまるパクリチャレンジです。
RailsやらRubyやらSQLやらその他Webの知識やらが色々と抜け落ちているのを感じており、知識の定着のためにもアウトプットする機会を増やすためです。加えて、退職して文字通り無職に転生しましてプロニートになり、毎日時間に余裕ができたので引き締めるためにも毎日投稿を思い至りました!
【投稿内容】
- SQLの難しい処理 (副問合せ、JOINとか複雑な処理が書けない)
- Rails全般 (純粋に必要な知識が多すぎる、網羅的な理解が足りない)
- Rubyのあまり使わないメソッドや記述方法 (あまり重要ではないけど特に)
- Web知識全般 (クッキーやら、セッションやらなんとなくで理解しているものの自分の言葉で説明できない)
- 書籍 (スタートアップ企業に勤めるので、自分が会社に与える影響やパフォーマンスを高めるためビジネス書を読んでいきます。)
本日やること
今回はまたまた立て続けですが書籍について書きました。本のタイトルは「最強の集中力」です。正直あんまり売れなかった本なのですが、個人的にはすぐに実践できるような内容だったのでお勧めしています。
本について
元々はニール・イヤーさんという海外の方が書かれた本で、英タイトルは「indistractable」となっています。これは実際には英語ではないワードで著者が作った造語です。ditstractable(注意散漫な)という形容詞の反語として解釈されています。注意散漫の反対ですので「集中できている状態」を意味しているので、まさに最強の集中力と訳されているわけです。
集中力の構図
「集中力」と聞くとかなり抽象的ですよね。集中している状態って人は実際にどういう状態にあるんだろうという疑問があると思います。著者は人間が何かに取り組む時、集中力はtraction(集中を高めるもの)とdistraction(注意散漫にさせるもの)によって決まると言っています。tractionが集中状態に引っ張り、distractionが注意散漫に引っ張ることで集中力の足し引きが行われ、その結果が集中力として現れます。
tractionの例としてはモチベーションが主な例です。モチベーションが高い状態は極めてそれに取り組む意欲が湧いている状態であり、集中力が非常に高くなりやすいです。モチベーションの例としては「憧れの人」が挙げられるでしょう。尊敬する人、憧れの人に近づくことがモチベーションを生み、それが集中力となりパフォーマンスが向上します。
反対に注意散漫にさせるdistractionの代表例はスマホの通知です。どんなに集中している状態でもスマホが鳴ってしまうと集中力が切れてスマホを確認してしまうことがあると思います。また、モチベーションが高くない状態、つまり、退屈に感じている時も注意散漫になっている状態と言えるでしょう。退屈と感じているために全くモチベーションが高くならず集中状態に入ることができない体験も誰しもが持っているはずです。
内部誘引と外部誘引
tractionとdistractionには感情などの内部から引きつける内部誘引と環境などの外部から引きつけ外部誘引があります。例えば、tractionで上述したモチベーションは感情であるため内部誘引でありますが、それの源泉は憧れの人という外部誘引から来ています。distractionの場合退屈という感情は内部誘引であり、スマホの通知音は外部誘引です。
このように集中力は内部の力と外部の力によって生み出されています。この図を見ると、集中力の高さはいかにtractionを増やし、distractionを取り除くことができるかが重要であることがわかると思います。ここからは内部誘引と外部誘引をハックする(コントロールする)ことで、集中力を高める方法を紹介していきたいと思います。
内部誘引をハックする
まず内部誘引のハックですが、自分の感情をコントロールすると置き換えていいと思います。人の感情によって注意散漫になっている状態って退屈以外にもたくさんあります。不安、心配、疲労感は全て集中力を妨げる感情です。これらの感情があるから人は集中できずに注意散漫な行動に走ってしまいます。
例えば、昨年度の新型コロナウイルスが非常に不安であった当初、多くの人はコロナウイルスの感染者数に注意がいっていました。毎日午後14時ごろに前日の新規感染者数が発表されていたので、その時間になったらコロナウイルスに怯えていた多くの人がスマホを確認していました。また、日常でも疲労感を感じやすい人が疲れて横になりスマホを見るという行動も注意が散漫になっている状態です。
多くの行動は不安から生じる
不安による行動の種類は非常に多いです。しかし、それら全てが注意散漫を導いているわけではありません。不安には集中力をもたらす不安と注意散漫をもたらす不安があります。
例えば、他の人と比べて自分が劣っていると感じた時、それが自分も頑張らなければというモチベーションに変わり集中状態になるということもあります。この不安の場合、不安をコントロールする方法としては自己研鑽であるため、自分でコントロールできる不安であることから集中力が生まれています。
しかし、逆に上述したようなコロナウイルスや結果への不安はコントロールできません。そのような不安は自分の行動では結果をコントロールできないため、解消方法がわからず注意散漫な行動には知ってしまいます。そして、問題なのはこのコントロールできないものに対する不安の方が不安の割合としては圧倒的に多いということです。そのため、不安によって多くの注意散漫が日常にもたらされています。
不安をコントロールする
以上のことから不安のコントロールをすることで注意散漫な状態から抜け出すことができることが多くなります。その具体的な実践方法としてはマインドフルネスなど神秘的なものになります。不安はスマホをいじっても酒を飲んでも解消されるものではありません。逃げずに受け入れることが重要ということはこの本でも他の本でも言っています。不安を取り除くには「反応しない練習」が1番効果が高いと思っているので、気になる方は下記記事をお読みください。
【無職に転生 ~ 就職するまで毎日ブログ出す⑨】【書籍】反応しない練習 - 大ちゃんの駆け出し技術ブログ
外部誘引をハックする
内部誘引だけでも感情のコントロールという難易度が高いものですが、外部誘引はその比ではないです。なぜなら内部誘引とは違い、外部誘引はほとんどが注意散漫をもたらすからです。特に注意散漫を引き起こすものは、デジタルやインターネット関連の存在です。これらによって今自分たちは多くの情報や選択肢の中に囚われるています。
例えば、アマゾンで何か商品を購入するとします。アマゾンで何か商品を検索した時に、多くの商品が並びます(選択肢過多)。さらに、各商品のレビューやコメントの多様さも目にします(情報過多)。これらが原因で結局本来買いたかった商品を買えず、しまいには購入そのものを諦めてしまうことがあります。
スマホをハックする
もっとも選択肢や情報を供給するものはスマホです。スマホ一つを手にとればたくさんの行動の選択肢があり、そこからたくさんの情報を得てしまいます。スマホは便利ですが、注意散漫を生み出すデバイスでもあります。
スマホのハック方法としては以下のとおりです。
ステップ1
不必要なアプリを全て削除します。ここでいう不必要とは一週間使っていないアプリです。
ステップ2
残ったアプリでよく使ってしまうものをPCに移行します。LINEなどが挙げられます。
ステップ3
アプリ種類を分割し、スロットマシン(SNS)などはデータ空間から見えなくする
距離を置く
スマホをハックしても使い続けてしまう可能性があります。それに、スマホ以外にも多くの注意散漫をもたらすものが周りにあふれていると思います。そのようなものは距離を置くのが1番手っ取り早いです。つまり、その注意散漫をもたらすものから物理的に距離を置くのです。自分はスマホをロフトの1番奥に置いてくることで一日中スマホの画面から離れています。